・PancakeSwapを使ってみたいけど使い方がわからない
この記事ではこんなお悩みを解決します。
2020年からDeFiが流行り出しました。
以前からDeFiをしている人たちにとっては当たり前になりつつありますが、初心者にとってはわからないことも多いですよね。
この記事では初めてのDeFiが体験できるようにほぼ全ての画面遷移のスクリーンショットを撮ってわかりやすく書いてみました。
つまり、初心者のDeFi入門実践編となります。
今回はBSC(バイナンススマートチェーン)の中で最も利用されているDEX(=分差型取引所)である「PancakeSwap」でDeFiをする方法をゼロから解説していきます。
BSCはEthereumネットワークに比べてガス代が安価なので安心して操作できるはずです。
そして、古参と呼ばれる方でも最終的にはPancakeSwapに落ち着いている方が一定数いることからも信頼性も相応にあると言えます。
ではさっそく見ていきましょう!
今回の取引の前提について
今回、PancakeSwapの主要機能をひととおり経験できるように手順を組んでいます。。
✅流動性の提供(=LP=2種類の通貨を預け入れしてLPトークンをもらうこと)
✅ファーミング(=LPトークンの預け入れによって金利としてCAKEをもらうこと)
✅ステーキング(=CAKEを預け入れることで金利としてCAKEをもらうこと≒定期預金)
今回は私の都合上、ファーミングの際にはBNBとBUSDの通貨ペアを使って流動性を供給します。
まずはマネしてていただくのが間違いないかと思います。
しかし、他の通貨ペアで流動性を提供していただいても問題ありません。
国内仮想通貨取引所で仮想通貨を入手する
まずは国内仮想通貨取引所で仮想通貨を入手してください。
ここではBTC(ビットコイン)またはETH(イーサ)の例で進めますが、ご自身の希望の通貨で問題ありません。
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国内仮想通貨取引所の仮想通貨をBinanceに送金します。
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口座開設の詳細の説明をされているページがありましたのでご参照ください。
バイナンスは海外取引所ですが、一部日本語対応もしており、英語が読めない人でも使えるはずです。 バイナンスの特徴はこんな感…
口座開設が済んでいる方はどんどん進んでいきましょう。
なお、国内取引所の送金方法はそれぞれの取引所がブログや動画で紹介しているのでそちらをご覧ください。
その中で「送金先のウォレットアドレスを入力する」という場面があるはずです。
その際に、今回はBinanceのウォレットアドレスを入力する必要があります。
ここからBinanceウォレットアドレスの確認方法を解説していきます。
ネットワークは「ETH Ethereum (ERC20)」を選択する
ネットワークは「BTC Bitcoin」を選択する
アドレスを入力すると基本的には対応したネットワークが設定されるはずです。
BNBを手に入れる
「振替先」はBNB(バイナンスコイン)を選択します。
その後、「コンバージョンプレビュー」をクリックします。
Metamaskをインストールする
PancakeSwapを使うためにはデジタルウォレットが必要です。
今回はGoogleChromeの拡張機能として提供されている「Metamask」を使います。
ほとんどの人が使っているデジタルウォレットですので怪しいものではありません。
ネットで検索をかけると、偽サイトが広告で上位に表示されることがあります。
過去に書いた記事に正しいリンクを貼りつけております。
また、設定方法の詳細も解説していますのでこちらを参照してみてください。
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MetamaskでBSCを表示できるようにする
Metamaskをインストールした当初はBSC(バイナンススマートチェーン)が表示されません。
よって設定を行う必要があります。
過去に以下の記事に詳細を解説していますのでこちらをご参照ください。
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BNBをMetamaskに送金
出金先の「アドレス」欄に先ほどコピーしたアドレスをペーストします。
するとネットワークが自動で「Binance Smart Chain(BEP20)」になります。
出金額の「金額」欄に出金したい数量を入力します。
※すべて送りたい場合は「最大」をクリックすると自動で入力されます。
金額に問題がなければ、「出金」をクリックする。
セキュリティ認証のために、「モバイル認証コード」と「メール認証コード」の各欄の「認証コードを取得」をクリックします。
SMSとメールが届くのでそれらに記載された認証コードを入力して「提出」をクリックします。
PancakeSwapとMetamaskをつなぐ
PancakeSwapのページへ移動します。
右上の地球のマークをクリックすると言語が選べるので日本語に切り替える。
右上の「ウォレットを接続」をクリックする。
これで接続されるはずです。
PancakeSwapでBNBを他の通貨と交換する
まずは保有するBNBの約半分を他の通貨を交換することで通貨ペアを作ります。
今回は最初にも説明した通り、BUSDで通貨ペアを組むのでBUSDに交換します。
ここでBNBの約半分としているのは2点理由があります。
・BNBはガス代で使うので少しウォレットに残す必要があるよ!(目安は0.01BNB程度)
では、その前提で続けていきたいと思います。
上は「BNB」を選択し、金額を入力し、下は「BUSD」を選択します。
すると交換できる「BUSD」の額が自動で入力されます。
Metamaskの承認画面が表示されます。
ガス代や合計額を確認して問題なければ、「確認」をクリックします。
PancakeSwapで流動性を提供する
いよいよ、流動性を提供(LP)します。
すると、BUSDの最大額が自動入力され、それと同価値のBNBも自動入力されます。
確認して問題がなければ、「供給」をクリックします。
これで流動性の提供ができました。
「Cake-LPをMetamaskに追加」をクリックして、設定が済んだら、「終了」をクリックします。
PancakeSwapでLPトークンをファーミングをする
先ほど流動性を提供した際に受け取ったLPトークンを預け入れ(=ファーミング)して、金利としてCAKEをもらいます。
ファームのページへ移動します。
いろいろな通貨ペアのLPトークンが預け入れできることがわかります。
先ほどのファームのページに戻ると、ステークされたLPの数量と収穫されたCAKEの数量が確認できるようになります。
この画面ではまだステークされたばかりなのでCAKEはゼロです。
CAKEは「収穫」を押すことであなたのウォレットに入ります。
上の画面を見てわかるとおり、収穫に0.001BNB(=2012年現在約60円)のガス代がかかります。
ある程度CAKEが貯まったら収穫してみましょう。
PancakeSwapでCAKEをステーキングする
ファームで獲得したCAKEをさらに「Syropプール」で運用できます。
いろいろなプールがあることがわかります。
今回は「自動CAKE」をクリックします。
ちなみに「自動CAKE」はプール内で発生した金利としてのCAKEを自動で再運用してくれます。
ステーキングしたいCAKEの数量を入力して、「確定」をクリックします。
「最大」をクリックすると、持っているCAKE全量が数量に自動で入力されます。
解除したい数量を入力して「確定」をクリックします。
すると、Metamaskの確認が表示されて確認をクリックすれば、解除されてウォレットにCAKEが戻ります。
まとめ
大変お疲れさまでした。
ファーミングしてCAKEを収穫するまでにやや時間がかかるかと思いますので、ぜひこの記事をブックマークしておいていただき、頃合いを見てステーキングの仕方を復習しながら進めていただくことをおすすめします。
ちなみに、PancakeSwapはBinanceで新規上場するトークンについて、上場前のプレセール(事前販売)を行うことがあります。
その際にはCAKEを使って購入することができます。
私の経験上、上場後の価格がプレセール価格の15~40倍程度になることが期待できます。
追記:PancakeSwapの画面の情報の意味を簡単に解説
日本語対応しているものの、ややわかりづらい表現の箇所もあるので、ファームとプールの画面について簡単に解説をします。
まず、どのページを開いても、必ず右上に「1CAKEあたりの相場価格」が表示されます。
続いて、ファームのページのうち、LPトークンごとの条件等が記載されている部分を見ていきます。
数字の部分に限定すると、上から順に、
✅LPトークンを預け入れることで現在獲得できているCAKEの数量・価格
✅現在預け入れているLPトークンの数量・価格
が記載されています。
最後にプールです。
まず、自動CAKEの欄から左から順に
✅現在預け入れているCAKEの数量・価格
✅金利
が記載されています。
画面右上の「自動CAKEの賞金」は請求することで、自動CAKEで発生した金利としてのCAKEがプールに入れられ、複利になる仕組みになっています。
そのボタンを押してくれる人に賞金を渡しているわけです。
しかし、1回あたり0.001BNB(=約60円)のガス代がかかります。
賞金も100円以上になることは少ないのであまり意味はありませんね。