ビットコイン投資をしようか悩んでいる方
2021年11月に最高値を更新、770万円を突破したビットコイン。
こんな悩みを持つ方も多いかと思います。
この記事を読もうと思ったあなたは賢明な方だと思います。
なぜなら、投資を始めるにはデメリットを把握しておくことが重要だからです。
デメリットを知らずに投資を始めると痛い目に会います。
ここでは、私がビットコイン投資に感じるデメリットとデメリットへの対処法を解説します。
このデメリットが許容できるなら、あなたはビットコインに投資できます。
結論、以下の3つのデメリットがあると考えています。
・価格が暴落するリスクがある
・送金先を誤ると取り戻せないリスクがある
それではさっそく見ていきましょう。
ハッキングのリスクがある
2018年にはコインチェックがハッキングによりネム(XEM)という仮想通貨580億円相当を盗まれました。
当時、コインチェックはマネックスグループの傘下ではなく、資金余力もありません。
コインチェックは一歩間違えると倒産する状態まで追い込まれたのです。
私もコインチェックでビットコインを持っていたので正直慌てました。
この事件について気になる方はwikipediaをご覧ください。
このような事件があったことから、国内の仮想通貨取引所はセキュリティーを万全に整えています。
国内取引所で通常の取引をする分にはセキュリティー上の問題は発生しないでしょう。
ただし、デジタルウォレットを使うようになると詐欺師に気を付ける必要が出てきます。
デジタルウォレットとは、MetaMaskなどの仮想通貨やNFTを格納できる電子財布です。
詐欺師はデジタルウォレットのパスワードなどの重要情報を狙ってSNSなどにDM等を送ってきます。
そのDMに騙されて自分の重要情報を送らないように気をつけましょう。
ただし、このような詐欺は仮想通貨以外にもネットサービスならよくある話ですね。
価格が暴落するリスクがある
ビットコインをはじめとした仮想通貨は値動きが激しいです。
1日に20%くらい下落するようなこともあります。
それこそ1か月もあれば価値が半減することもあります。
たとえば、2021年4月15日は700万円を超えていました。
しかし、同年5月19日には320万円まで価格が下がりました。
怖いですね。
でも、これは見方を変えると安く買える局面がある、という魅力でもあります。
たとえば、5月には320万となったビットコインですが、2021年10月には750万円を記録しています。
つまり、定期的にコツコツと買い続けた人は一時的に損が出ていても、最終的に大きな利益を得ているのです。
価格に関わらず、毎月同じ金額を投資し続けることで購入単価を抑える方法をドルコスト平均法と言います。
たとえば、毎月3万円と決めたら、3万円相当のビットコインを買い続けたとします。
すると、価格が高い時には購入量が減り、価格が安い時には購入量が増えます。
結果として、購入単価が抑えられます。
つみたてNisaなどが推奨されているのはこのドルコスト平均法が生きてくるからでもあります。
ですので、ビットコイン投資初心者がビットコインの大きな価格変動に負けないためには
「価格が50%以上下落しても落ち着いていられる程度の額を毎月定額で投資する」
これがベストです。
送金先を誤ると取り戻せないリスクがある
これは「ビットコインを定期的に購入するだけで十分」という方には発生しないデメリットです。
しかし、今後De-FiやNFT投資も検討している場合もあると思うので念のため説明します。
ビットコインをはじめとした仮想通貨は送金することができます。
送金の際にはアドレスという長い文字列を使用します。
アドレスは銀行でいう口座番号のようなものです。
このアドレスを間違えて送金をすると、取り戻せないことがあるのです。
これを巷では「セルフGOX」と呼んでいます。
銀行の振込の場合、銀行側が何とかしてくれますよね。
しかし、仮想通貨の送金は銀行のような存在がいない局面が多いのです。
加えて、技術的にどうしようもない局面も多いのです。
ですので、送金をする場合には必ず最初に少額でテスト送金します。
このテストで受け取り側のアドレスに間違いがないことを確認することが重要です。
まとめ
ビットコイン投資のデメリットについて解説しました。
リスクの大小はありますが、よく見てみると3つ目の送金ミス以外は株式や投資信託、FXなどでも起こりうる話だったかと思います。
自分が取れるリスクの範囲内であれば、ビットコインはおもしろい投資対象かと思います。
きちんと自分でリサーチをして、きちんとリスクを理解を深めていきましょう。
ビットコイン投資のメリットについては以下の記事にまとめています。
メリット、デメリットの両面を理解して投資判断の材料にしてみてください。
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