【投資初心者必見】自動で資産運用!「WealthNavi」のメリット・デメリット

この記事はどんな人向け?

・投資をしてみたいけど管理がめんどくさい方
・投資すべき商品がわからない方

この記事の概要

リスクを最小に抑えた投資をするためには、資産を分散することが重要です。
と言われても、分散して投資し続けるのってめんどくさいですよね。
そんな時に便利なのが資産運用ロボアドバイザー「WealthNavi」です。

WealthNaviで運用するために行うことは以下の3つだけです。

✅5つの質問に回答する
✅毎月の投資金額を決める
✅引き落とし口座を入力する

たったこれだけであなたに最適な資産ポートフォリオで積立投資をしてくれるのです。
非常に楽ですよね。
実は私も2020年12月から活用しています。
そして、現在15%以上の含み益が発生しています。(2021年11月現在)

今回はWealthNaviのメリットとデメリットについて解説していきます。

メリット・デメリットまとめ

まず、メリットとデメリットをまとめておきます。

<メリット>
✅6種類のETFに自動で積立投資が可能
✅自分のリスク許容度がすぐにわかる
✅資産割合を自動でリバランス
✅NISA(非課税枠)が使える

<デメリット>
✖手数料が年率1.1%取られる
✖つみたてNISAは使えない
✖仮想通貨は投資対象ではない

なんとなくわかるけど詳しく教えて!

それではそれぞれの詳細について見ていきましょう。

WealthNaviのメリット

6種類のETFに自動で毎月定額を積立投資できる

ETFは株式市場が開いていればいつでも売買できる投資信託です。
投資信託は一つ買えば複数の銘柄を買ったのと同じ効果があります。
つまり、ETFに投資するだけで一定程度の分散投資効果があるのです。

しかし、ETFはそれぞれ投資テーマが決まっており、全ての商品に投資できるわけではありません。
本当にリスクを抑えた分散投資をするためには、株式、債券に加えて、金や不動産といったあらゆる商品を網羅的に購入することがベストです。

なぜなら、商品によって価格の上昇サイクルが異なるからです。
たとえば、シンプルに言えば「株式の運用成績が良い時は金の運用成績は悪い」といった具合です。
そのため、それぞれの商品に投資してくれるETFを買う必要があります。

WealthNaviでは、「米国株」、「日欧株」、「新興国株」、「米国債券」、「金」、「不動産」の6種類のETFに投資してくれます。
また、毎月定額で投資することで、ドルコスト平均法により購入単価を抑制することにもつながります。

自分のリスク許容度が簡単な質問に回答することでわかる

WealthNaviは6つの簡単な質問に回答するだけであなたが許容できるリスクを判定してくれます。
そして、そのリスク許容度に合った資産割合を提案してくれます。

に合ったリスク強度で投資することが資産を最大化するうえで重要だからです。

<6つの質問>
✅現在の年齢
✅年収
✅金融資産額
✅毎月の積立額
✅資産運用の目的
✅株価が1ケ月で20%下落したときの対応

なぜ自分に合ったリスク許容度で投資することが重要かわかりますか?
価格が下落しても長期間積み立てを継続できるからです。
少し詳しく説明していきます。

さて、あなたが投資を始められない理由は何でしょうか。
もしくは、あなたが投資をやめてしまうであろう理由は何だと思いますか。

答えは「損をしたくない(損をした)」からだと思います。

しかし、投資で成功する人は価格が下落して損が出ている時にも積立を続けます
価格が下落すると購入単価が抑えられるからです。

一方で、投資で失敗する人は一時的な下落による損失に、精神的に耐えられず投資をやめてしまいます

逆に言えば、精神的に耐えられる損失の範囲内で収めれば投資を継続できる、ということです。
たとえば、5%の値下がりまで耐えられる人は5%程度に収まるリスクの商品に投資すればいいわけです。
結果、5%値下がりした状態で耐えられたとします。
5%値下がりした時に積み立てを継続できれば、元の価格に戻っただけで5%近い利益が発生します。

WealthNaviは6つの質問に答えるだけであなたが投資し続けるために許容できるリスクの範囲を教えてくれます。
そして、あなたのリスク許容度で期待されるリターンの幅についても視覚的にわかりやすく提示してくれます。

もし、結果としてWealthNaviを使わないとしても、自分の目標額を実現するために取るべきリスクを把握することができるのでリスク許容度診断だけでもやってみるといいと思います。

WealthNaviのトップページの右上に「無料診断」があります。

資産割合を自動でリバランスしてくれる

WealthNaviは動で資産割合をリバランスすることで、運用資産のリスクが高まることを防いでくれます

たとえば、米国株ETFが大きく成長したとします。
その後の資産購入時にはこれまでと同じ割合で投資してしまうと米国株ETFの割合が膨らんだままになります。
もし、その後に米国株ETFが下落すると、米国株に偏ったあなたの資産を大きなダメージを受けます。

WealthNaviなら資産割合が崩れた場合、次回の購入時に米国株ETFの購入量を減らしてくれます
これにより米国株ETFの暴落によるリスクを低減してくれます。

自分で証券会社でWealthNaviと同じETFを同じ割合になるように投資すればいいのでは?

と思われる方も多いかと思います。
しかし、実際には証券会社でETFのリバランスを行うのは困難です。
なぜなら証券会社ではETFは1口単位でしか購入できないからです。

WealthNaviで投資するETFの1口の価格は約5,000円〜2万5千円です。
そして、6つすべてを1口ずつ購入すると合計約8万円です。
これを自分のリスク許容度に合った割合になるようコントロールするためには、毎月相応の額を入金する必要があります。

そして、なにより面倒です

WealthNaviならETFを1口未満で購入できます。
毎月合計1万円の投資でも口数を調整して資産割合に偏りが出ないように自動で調整してくれます。
これなら資産家でなくてもETFの分散投資ができますね。

NISA(非課税枠)が使える

NISAは「年間120万円以内の投資について、5年間で発生した運用益に対して税金がかからない」というお得な制度です。
WealthNaviではこのNISAを使うことができます

どれくらいお得か知ってますか?
通常ETFから発生する利益には20%程度の税金がかかります。
つまり、10万円の利益が出ても2万円が税金として引かれてしまうのです。
これがNISAなら税金0円になるので2万円分お得になるのです。

NISAが使える資産ロボアドバイザーはほとんどありません。

WealthNaviのデメリット


手数料が年率1.1%取られる

運用資金全体に対して年率1.1%がかかります。
もし、300万円運用していたとしたら、3万3千円かかるということです。

しかし、私は大きな問題はないと思っています。
入金されるETFの配当金の方が大きいからです。
論より証拠、私の運用状況を見てください。

本当は配当金も全て再投資できるのがベストです。
なぜなら、配当金を再投資することで複利の効果が高まるからです。
しかし、証券会社で投資をした場合、入金された配当金をすぐに再投資することはほとんどの人ができません。
なぜなら、メリットで説明したように、全てのETFを1口ずつ投資するには8万円以上が必要だからです。

しかし、WealthNaviなら1口未満での投資ができるので迅速な再投資が可能です。
下の図は私の実際の取引履歴の抜粋です。

私は普段3万円を積み立てしていますが、配当金が入金された後に2,005円という少額が4つのETFに再投資されていることがわかります。

WealthNaviの運用法であれば運用益が出ることが期待されるので、手数料は大きな問題ではありません。
むしろ普通の証券会社ではできないことができて、手間も省かれると思えば、安価な手数料です。

つみたてNISAは使えない

通常のNISAに対応していますが、つみたてNISAには対応していません。

つみたてNISAは「年額40万円以内の積立投資について、20年間で発生した利益に対して税金がかからない」というお得な制度です。
WealthNaviがつみたてNISAに対応していないのは一括投資に対応するためだと思われます。

つみたてNISAは定期的な積立のみが対象です。
一方で、WealthNaviは最低運用額を10万円にしており、かつ、積立中の一括投資を可能にしていることからつみたてNISAの対象にはならないのです。

ただし、2024年からNISAは新しい制度になります。
その時にはWealthNaviも新制度に完全に対応してくる可能性もあります。

仮想通貨は投資対象ではない

これはどのサービスでも同じなのでWealthNaviのデメリットというとやや語弊があるかもしれません。

しかし、仮想通貨が世界中で投資対象として認められ始めています。
そのため、WealthNaviの投資対象の商品から仮想通貨へ資金が流出していく可能性が高いです。
というよりも、実は既に一部流出しています

資金が集まる商品に対して網羅的に投資することでリスク分散できるのが分散投資のメリットです。
今後ユースケースが増えて資金流入が期待される仮想通貨に対して投資できないのは課題の一つです。

対策は「自分で仮想通貨を買う」しかありません。
仮想通貨取引所のCoincheckなら積立サービスがあります。

Coincheckの積立サービスならWealthNavi同様に手間をかけずに継続してビットコインに投資できます

Coincheckの口座開設方法は関連記事にまとめています。
無料で口座開設できますので忘れないうちに口座開設しておきましょう。

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ちなみに、現在、対象期間中に積立サービスの利用を開始、もしくは利用を継続している方を対象にしたキャンペーンをおこなっているようです。

(対象期間:2021年11月13日 0:00〜12月11日 23:59)

キャンペーンページへのリンクはこちら
https://corporate.coincheck.com/news/1hxNo0Xi

まとめ

WealthNaviの特徴をサクッと振り返りましょう。

<メリット>
✅自動で6種類のETFに積み立てしてくれる
✅自分のリスク許容度が簡単な質問への回答でわかる
✅自動で資産割合をリバランスしてくれる
✅NISA(非課税枠)が使える
<デメリット>
✖手数料が年率1.1%取られる
✖つみたてNISAは使えない
✖仮想通貨は投資対象ではない

もし、「WealthNaviで投資してみたい」という方や、「自分のリスク許容度を診断してみたい」という方は以下のボタンをクリックしていただくとWealthNaviのトップページへ移動できます。

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